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【FlexNet】第4回 FlexNetの機能紹介(1)

FlexNetの機能紹介(1) :<FlexNetの2大連携機能と柔軟なアプリケーション開発基盤>

今回は私どもB-EN-GがこのFlexNetに注目した最大の特長である強力な連携機能と柔軟なアプリケーション開発基盤について、お話をしたいと思います。

FlexNetの連携機能

皆様ご存知の通り、実行管理系のシステムではPCの画面から操作して業務処理する以外に、製造装置や物流マテハン機器、バーコードリーダ、タッチパネル、RFID関連機器など、様々な装置やシステムとのデータ連携が必要となってきます。
場合によっては周辺機器からの情報に基づいて、ユーザが製造条件や指示・指図を変更しなければならない場合もあります。
実行管理系システムでは、様々なデバイスとのオーケストレーション(連携・連動すること)が必須であり、それを効率よく実現させる仕組みが必要になってくる訳です。
FlexNetはこのような機器の連携に関して、 「マシンインテグレータ」と「ビジネスインテグレータ」という2大機能 でカバーをしています。

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「マシンインテグレータ」は、PLCやOPCなどの製造装置制御機器等と連携を行うためのモジュールであり、ERP等から発行された指図データをそれらの制御装置へと伝えます。製造実行後は状況データを制御装置側から受け取り、自身のMES(製造実行管理システム)機能のいくつかを利用してモニタリングすることにより、実行状況の把握に役立ちます。

また、一方の「ビジネスインテグレータ」は、DBへのデータ更新や読み込みなどを行う連携インターフェースを効率よく構築するモジュールで、ERPや他のシステムと連携する際にはFlexNetのXML様式にデータをそろえれば以降のFlexNet側の更新処理等は、用意されている各コンポーネントソフトウェアが実行してくれる仕組みとなっています。

また、この2つのモジュールに他のミドルウェア(例:MS BizTalkやOracle Sensor Edge Server等)を組み合わせることも可能です。現場でのデータ量が多い場合や細かな現場データの集約が必要な場合には、ミドルウェアと組み合せる方法が効果的であることが、当社の実施したプロジェクトで実証されております。

当社ではRFIDとの組合せ事例も多く、アプリケーションとしてEPCコードを取り扱えるだけでなく、SGTINやGRAI等の各種コードハンドリングに標準で対応しているところも他のパッケージソフトにはあまり見られないFlexNetの強みといえると思います。

FlexNetのアプリケーション開発基盤

こうした 2大連携機能をベースとして、その上に柔軟なアプリケーションが構築できるのがこのFlexNetの特長です。
普通、アプリケーションというと、カチッとした画面やプログラムでできていて、自社の業務をそれに合わせていき、合わない部分はアドオンやカスタマイズとするのが一般的ですが、FlexNetにはこのような概念は当てはまりません。

FlexNetでは様々な機能を提供するプログラムが予め提供されており、まるで玩具の組み立てブロックで望みどおりの形を作るようにルールに従ってそれを組み上げれば、倉庫管理や製造管理の機能が出来上がる仕組みになっています。
これが第二回で紹介したプロセスビルダーと業務モジュール(プロセスパック)の機能部分であり、一般的な製造や物流で共通的に利用する機能とデータベース項目は既に標準で提供されていますので、皆さんの会社の各業務に合わせたシステムを効率的に作り上げることができます。
業務モジュールは、製造管理、倉庫管理、品質管理、(機械の)メンテナンス管理、従業員(パフォーマンス)管理といったものが取り揃えられており、製造業が必要とする製造及び工場内外の物流ハンドリング機能が兼ね備えられています。

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例えば部品や材料・製品の入荷では、「ASN(事前出荷通知)による受入れ」プロセスや「受入れ検査」プロセスが提供されており、それをエンドユーザ側で自社の業務オペレーション手順に基づいて組み上げていくことで、同じアプリケーションを使っていながらも自社オリジナルノウハウや手順が反映されたシステム構築が可能となっています。

このプロセスは「ビジネスコンポーネント」というさらに細かい単位に分解されています。これが先ほどご説明したプログラムの「ブロック」にあたりますが、その一つ一つを別の場所から呼び出すことができ、システムの統一性・プログラムの共有化の維持につながります。

これらのプログラムをプロセスビルダー上で組み上げていくのですが、これが「プロセス、ステップ、オペレーション、ファンクション」という4階層において、ワークフローの形でつながっていて、業務フローをシステム上に表現することができるようになっています。よって、途中で業務プロセスや手順が変更になっても、ステップやオペレーションを追加することによって業務システム変更に柔軟に対応可能であり、簡単な変更であれば、ちょっと勉強しさえすれば、エンドユーザでも対応可能だと思います。

このように統一された実行基盤の上にアプリケーションが搭載されることで、システムの柔軟性を確保しつつ、将来のシステムメンテナンス性に優れた環境を作り出すことができるとともに、必要に応じてその役回り・守備範囲を設定することができるようになります。

次回は、実行管理(KPI監視)と継続的業務改善の進め方について記載します。

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(東洋ビジネスエンジニアリング株式会社 プロダクト事業本部 営業部 菅原 一雅 すがわら かずまさ)

2008年02月08日 14:48