当社スケジューラ Asprovaもおかげさまで、今月、日本国内1000工場へのご導入を達成させていただきました。お客様の工場では、MRP系のERP(生産管理システム)との接続利用も500以上の実例を数えます。これら、接続パターンを分類しますと、以下になります。
1.ERPよりマスタデータを、Asprovaにダウンロードするケース
お客様が、生産管理側のマスタとスケジューラのマスタの2重登録の手間と同期性を
問題とされるケースで、最も多い事例です。
2.上記に加えて、MRPにより作成された製造オーダもダウンロードし、スケジューラ側で
ディスパッチングするケース
MRPの無限能力山積み・固定リードタイムの限界を補填する事例で、このケースの場合、
スケジューラ側で有限能力山崩した後の製造オーダと購買オーダの整合性が必要です。
3.さらに、ダウンロードされた製造オーダを、ERP側にアップロードし、再度MRP展開をする
とともに、購買オーダとの整合性を保つケース
理論的には、第3のケースが最も有用なように考えられますが、実際のお客様では、ERP側の製造オーダ(あくまで、原価・会計データへの収束を最終目的とする)とスケジューラ側の工程および製造オーダのメッシュとは、アンマッチであるケースが多い様子です。
その解決策として、当社では、生産管理システム側のリードタイムのご利用を、第一ステップとして、ご提案しています。
ERPシステムのリードタイムの範囲で、ディスパッチされる製造オーダは、ダウンロードのみの運用の中でも、購買オーダとの整合性や現場の差立を有用なものとして実現します。
お客様の中で、製造現場の要件(資源能力や段取り問題など)により、製造オーダの変更が多く発生するお客様では、Asprova側で、ディスパッチされた製造オーダをアップロードし、再度MRPを展開するとともに、購買オーダとの整合性をとる必要があります。
スケジューラ側で、ERP側の製造実績や資材制約を行うケースが、ERP+Asprovaの最終目的となりますが、この場合は、私共は、お客様にまずは生産管理システムの確立をおすすめしています。MRP計算の中で、理論実績と在庫情報があわなければ、スケジューラ側の運用も困難であるからです。
最後に、スケジューラ側で、細かい工程展開や製造LOTの分割・統合などが頻発するラインの場合は、ERPとのマスタリンクのみ実現し、Asprova側は独自に運用させることをお勧めします。
次回は、Asprova導入の標準工程をご説明させていただきます。海外工場を含めますと1150工場以上の導入実績のある当社としましては、スケジューラの導入は、ERP同様に、パッケージソフトウェアは、あくまでツールであると位置づけ、経験のある導入パートナーとノンカスタマイズで導入することが、成功の確率をあげるコツであると考えます。
今回のERPとの接続デモ(実績収集システム(POPシステム)とのリンクデモを含む)を実際にご覧になりたいお客様、Asprovaの導入に成功し、効果をあげている実際のお客様のお話をお聞きになりたい方は、ぜひ、以下のセミナーにご参加ください。
開催日 平成19年10月26日(金) 13:30~16:30
開催会場 梅田スカイビル タワーウェスト22F D会議室 大阪市北区大淀中1-1
計画立案者の作業負荷を軽減し、効率的な計画作業を実現:ナテック株式会社様ご講演
進化する生産スケジューラー Asprovaと、AsprovaとERPの接続についてもご紹介します。
セミナー参加申込は http://www.asprova.com/jp/seminar_jp/eventlist.html/ より