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【FlexNet】第1回 はじめに ~FlexNetの紹介~

■はじめに

 「実行管理ソリューション」という言葉から皆さんはどのようなソリューション、システム、サービスを想像されますか?もしくは、どんなソリューションを期待しますか?
たとえば、下のイメージを見て、皆さんは何を想像しますか?

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新手のスポーツバー?、気象予報センターなど、いくつかの想像ができると思います。
このイメージには、今回から6回にわたり紹介する実行管理ソリューションFlexNet(APRISO社)が持つソリューション、さらにFlexNetが企業に提供するサービスのメッセージが隠されています。 そのメッセージと、ソリューションを今後以下の構成で紹介していきます。


■構成紹介(全6回)
 ①はじめに(FlexNetの紹介)
 ②FlexNetの商品概要と強み :製造業と物流業の業界背景を併せて紹介
 ③FlexNetの商品の位置付けと導入事例 :製造業の実行管理、物流行での実行管理事例紹介
 ④機能紹介(1) :実行管理アプリケーションと実行管理基盤
 ⑤機能紹介(2) :実行管理(KPI監視)と継続的業務改善の進め方
 ⑥製造業と物流業での今後の競争力強化施策とBENGの提供するソリューション
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■FlexNetのご紹介
 FlexNetは、製造業/物流業向けの実行管理ソリューションです。実行管理ソリューションは、MES*(1)、LES*(2)という呼称を持ちます。実行管理ソリューションの機能の位置付けは、企業が持つ計画・基幹系システムと現場の実行システムを結ぶシステムです。さらに部門、顧客、サプライヤーの情報を横断的に連携/共有するソリューションです。(詳しくは機能紹介④、⑤にてご紹介します。)


 一見、必要性を感じない機能の位置付けに見えますが、このシステムが入ると業務の流れが大きく変わります。計画・基幹系システムと現場実行システムのみで構成された現場は一般的に言われるトップダウン型(命令ありき)の構造を持ち、上位(計画・基幹系)システムの計画や、指図が絶対であり、現場はその指図にあわせて業務を実行し、その結果(実績情報)戻すだけとなります。

その結果として柔軟性は損なわれます。一概にトップダウン型が悪いとは言えませんが、現在の製造業・物流業では、市場・顧客・法規制の外乱(変化)に対する多様性が求められています。実行管理ソリューションを上位系システムと現場実行システムの間に入れることで、業務の流れは、ボトムアップ型(状況ありき)の構造を持つことができます。上位からの命令情報と、現場の状況を実行管理ソリューションは併せ持つことで最適な実行解(実行指図)を現場実行システムへ提示することが可能になります。


 ある映画では、「事件は会議室で起きているんじゃない! 現場で起きているんだ!」という映画の台詞にもあるように現場での柔軟性が、現在の多様性を求める組織には必要とされています。踊る製造・物流工程には、変化に柔軟で適合ができる現場力と情報基盤が必要不可欠です。近年IT投資が一巡し、各企業では計画・基幹系の導入が終了し、月次での実績データは見えるようになった、ある程度のオーダーの予測データの傾向は明確化できるようになったと思われますが、実際にリアルタイムに現場で起きている課題、実績情報を吸い上げられる仕組みを持つ企業は数少ないでしょう。今後競争力を維持ずるための最短の手段として、現場の「見える化」に取り組もうとする企業が多くあると思います。「見える化」を実施する際には、ただ静的な情報が見えたことに満足しないように気をつけてください、真剣に業務を見る=自社のサービスを科学してください。真剣に見ることで現場の課題、そして課題の原因と対応策が見えてきます。

 皆さんの企業の命令の流れ、現場の実行の流れと比較してみてください、さらに企業の核となるサービスの持つ透明性は高いですか? 危機感を感じられる方は、実行管理ソリューションの機能性、提供されるサービス、付加価値を一度ご確認ください。

 私自身各企業様とIT企画の策定をご一緒させて頂き、企業の課題が企業の経営者の持つ戦略と現場で実行される業務の間に乖離があるという事例を目の当たりにしたことがあります。企業の中でその乖離を埋めるのは、中間管理職であることは、皆さんご存知と思いますが、企業の中の一番の稼ぎ頭が業務に忙殺され、重視される業務に着手できていないケースは数多くあると思います。実行管理ソリューションは、そんな中間管理職の方を支援する1つのソリューションです。

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■担当者紹介
 最後に私自身の紹介を簡単にさせて頂きます、プラントエンジニアリング業界を希望し(大型プラントのプロジェクトエンジニアを目指し)、東洋エンジニアリング株式会社(TEC)へ入社、東洋ビジネスエンジニアリング株式会社(B-EN-G)がTECから分社独立するのと同時にB-EN-Gへ移籍し、CRMパッケージSIEBELの導入構築を経験後、3年前から製造業が必要とする国際物流管理システム、実行管理システムを担当、ERPの周辺システム、拡張システムの構築プロジェクトにこれまで7年間従事してきました。

 顧客と進めるプロジェクトの持つ魅力にどっぷりと魅了されています。プロジェクトという組織体の持つ魅力は、数多くありますが、なんと言ってもプロジェクト従事者の人間力(現場力)を最大限に融合させる作業にあります。さらに現場での人と組織が自律進化(現場での迅速な情報把握、判断、そして対応)していく姿がそこにはあります。

 これまでは、有期の組織体での自立進化にこれまで感動を覚えてきましたが、今はFlexNetという実行管理ソリューションを通して、顧客企業(恒久的に存在する組織)の自律進化を支援するソリューションを提供ができることに期待に胸を膨らませています。


次回は、FlexNetの商品概要とその強みを業界背景と照らし合わせてご紹介いたします。


<注>
 *(1) Manufacturing Execution System
 *(2) Logistics Execution System

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(東洋ビジネスエンジニアリング株式会社 プロダクト事業本部 アドバンスソリューション部
 シニアコンサルタント 清 優 きよし まさる)

2006年09月01日 03:58